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【IPO】各種規定の整備のポイント


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規定の作成手順の例をあげてみたいと思います。

①規定の整備には、作成した規定の整合性をとることや社員への周知が必要となるため、比較的時間がかかります。

そのため規定整備のスケジュールを作成し、内部統制の整備に取り掛かる前に規定の整備が完了することが重要となります。


②会社のあり方、基本理念、現状の組織運営をもとに今後必要になる規定を確認する。

基本規定(定款、取締役会規定…)

組織規程(組織規程、業務分掌、権限規定…)

人事労務規定(就業規則、給与規定、退職金規定…)

総務規定(文書管理、印章規定…)

業務規程(販売管理規定、予算管理規定…)


③理想とする組織運営に照らして、現行の規定で足りない点を確認する。

④現行規定の修正をかけ(各種の法律に抵触しないことが重要)、規定間の整合性をとる。

⑤関係する部署に、新規定の実行可能性について協議・確認をとる。

⑥取締役会での承認

⑦従業員への周知、内部統制の文書化担当者への引継ぎ


内部監査支援専門

公認会計士(CPA)・公認内部監査人(CIA)・公認情報システム監査人(CISA)・公認不正検査士(CFE)・税理士

代表 小田陽一
代表 小田陽一


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