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【国際資格を目指すならアビタス】私もここで教鞭をとっています。
◆きれいごとなし、重要なことは『やり抜く力』
既にベストセラーとなっておりご存知の方も多いと思います。
この書籍はTEDを見ていて出会った書籍になります。
ビジネス書籍や、自己啓発関係の書籍を読んでいても本当に重要なことを真正面から記述している書籍は少ないように思えます。
この書籍は、物事を取り組むにあたって、情熱、忍耐力をもって何年も継続的に取り組む(『やり抜く力』)ことの重要性を説いている書籍になります。
オリンピック選手やメジャーリーグで活躍している選手の日常生活に迫ったテレビ番組を見ていても、地味な基礎トレーニングやストレッチ、フォームの確認を継続的に、人よりも何倍も多く努力していることがわかります。
番組を見ながら、この人たちにリミッターはあるのだろかとつい思ってしまいます。
私が公認会計士の受験時代の時に感じていた実体験ともあてはまるところが多くありました。
私の同級生でも学生合格(大学3年、4年)した人が何人かいます。
学生合格した人は、素直な方が多いように思えましたが、やはり地道に基礎的なことを長時間にわたって自習を継続できた方が早く合格していったように思えます。
実際に私も公認会計士試験に合格した時は、継続的な自習に取り組めて、基礎的なところを確実にできた時に合格したように思います。
ビジネスでもこの『やり抜く力』は、非常に重要な要素だと思います。
新規事業や、ベンチャーに従事する方々は、様々な障害にあいながらも前向きに取り組みながら事業を前進させる必要があり、この前進させる力こそ『やり抜く力』のように思えます。
この書籍は、『やり抜く力』を伸ばすヒントも記載されており一読することをお勧めします。
TED Talks Education『Grit: The power of passion and perseverance』(プレゼンも非常に素晴らしいので必見です)
◆amazonの内容紹介から
ハーバード×オックスフォード×マッキンゼーの心理学者が「人生のあらゆる分野での成功に必要な最重要ファクター」をついに解明!
世界の「能力観」「教育観」を根底から変えた話題の世界的ベストセラー!
ビジネスリーダー、エリート学者、オリンピック選手…
成功者の共通点は「才能」でも「IQ」でもなく「グリット」(やり抜く力)だった!
バラク・オバマ、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグ…
錚々たる権威がその重要性を語り、米教育省が「最重要課題」として提唱する「グリット」の秘密を初めて解き明かした一冊!
◆目次メモ(amazonの商品紹介より)
[PART1]「やり抜く力(グリット)」とは何か? なぜそれが重要なのか?
第1章:「やり抜く力」の秘密
なぜ、彼らはそこまでがんばれるのか?
第2章:「才能」では成功できない
「成功する者」と「失敗する者」を分けるもの
第3章:努力と才能の「達成の方程式」
一流の人がしている当たり前のこと
第4章:あなたには「やり抜く力」がどれだけあるか?
「情熱」と「粘り強さ」がわかるテスト
第5章:「やり抜く力」は伸ばせる
自分をつくる「遺伝子と経験のミックス」
[PART2]「やり抜く力」を内側から伸ばす
第6章:「興味」を結びつける
情熱を抱き、没頭する技術
第7章:成功する「練習」の法則
やってもムダな方法、やっただけ成果の出る方法
第8章:「目的」を見出す
鉄人は必ず「他者」を目的にする
第9章:この「希望」が背中を押す
「もう一度立ち上がれる」考え方をつくる
[PART3]「やり抜く力」を外側から伸ばす
第10章:「やり抜く力」を伸ばす効果的な方法
科学では「賢明な子育て」の答えは出ている
第11章:「課外活動」を絶対にすべし
「1年以上継続」と「進歩経験」の衝撃的な効果
第12章:まわりに「やり抜く力」を伸ばしてもらう
人が大きく変わる「もっとも確実な条件」
第13章:最後に
人生のマラソンで真に成功する
◆著者・翻訳者のプロフィール
著者:アンジェラ・リー・ダックワース
ペンシルベニア大学心理学教授。近年、アメリカの教育界で重要視されている「グリット」(やり抜く力)研究の第一人者。2013年、マッカーサー賞(別名:天才賞)受賞。教育界、ビジネス界、スポーツ界のみならず、ホワイトハウス、世界銀行、経済協力開発機構(OECD)、米国陸軍士官学校など、幅広い分野のリーダーたちから「やり抜く力」を伸ばすためのアドバイスを求められ、助言や講演を行っている。
ハーバード大学(神経生物学専攻)を優秀な成績で卒業後、教育NPOの設立・運営に携わり、オックスフォード大学で修士号を取得(神経科学)。マッキンゼーの経営コンサルタント職を経て、公立中学校の数学の教員となる。その後、心理科学の知見によって子どもたちのしなやかな成長を手助けすることを志し、ペンシルベニア大学大学院で博士号(心理学)を取得し、心理学者となる。子どもの性格形成に関する科学と実践の発展を使命とするNPO「性格研究所」の創設者・科学部長でもある。
ダックワース教授の研究は、多数の学術専門誌のほか、「ニューヨーク・タイムズ」「フォーブス」「タイム」をはじめ一般紙誌でも広く採り上げられている。長年の研究成果をまとめた本書は、2016年5月の刊行直後から「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラー上位にランクイン。たちまち異例のベストセラーとなり、「CBSニュース」をはじめテレビ等で大きく報じられた。TED
トーク「成功のカギは、やり抜く力」の視聴回数は900万回を超える。夫とふたりの10代の娘とともにペンシルベニア州フィラデルフィア市に在住。
翻訳者:神崎朗子
翻訳家。上智大学文学部英文学科卒業。おもな訳書に『スタンフォードの自分を変える教室』『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』『フランス人は10着しか服を持たない』『申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。』(以上、大和書房)などがある。