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【内部監査】効率的に業界の枠組みを知る方法


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はじめに

M&A等において取得した会社などに新たに内部監査する場合には、事前に業界の法規制やリスクを知ることが重要となります。

効率的に業界の法規制やリスクを知る方法を解説いたします。


効率的に業界の法規制やリスクを知る方法

業界の法規制やリスクを知るには、業種・業態が近い上場会社の「有価証券報告書」に記載されている「事業等のリスク」を複数社ならべて比較する方法が効率的です。

 

「有価証券報告書」に記載されている「事業等のリスク」には、

  • 事業の状況
  • 経理の状況等に関する事項のうち、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動
  • 特定の取引先
  • 製品・技術等への依存
  • 特有の法的規制
  • 取引慣行
  • 経営方針
  • 重要な訴訟事件等の発生
  • 役員・大株主・関係会社等に関する重要事項など
  • その他

が記載されています。

「事業等のリスク」については、監査法人の監査対象外であることも事実ですが、積極的に開示している会社も多く存在します。

 

どれも重要な情報であることは事実ですが、特に「特有の法的規制」については留意する必要があります。

 

新しいビジネスを営んでいる場合には、会社の方も新たに法規制を加わったことをご存知でない場合もあります。

 

実は、引当金が必要だった…など会計処理に影響するケースもあるため注意が必要です。

 

複数社並べて比較することで、おおよその業界の枠組みを効率的に把握することが可能となります。

 


内部監査支援専門

公認会計士(CPA)・公認内部監査人(CIA)・公認情報システム監査人(CISA)・公認不正検査士(CFE)・税理士

代表 小田陽一
代表 小田陽一


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